「占い」
古来、占いの出来る人物は未知魍魎の跋扈する世界(人類がひ弱で自然界の力が余りにも大きな昔においては)我々が、現在考えるよりは、遥かに合理的に未来を見通す力を持っていたようです。
月日の運行を知る者(暦を知る者)は農耕社会では必然的に指導者になり、合理的に状況判断出来る者は狩猟社会や戦場では最良のアドバイザーと為りえたのでしょう。
占いの基本構造は、易経の示すように多くの現象の分類化やその構造の研究・理解が中心なのでしょう。
@現状分析 A適合するパターンの選択 Bパターンのストーリー(構成)に基づくと考えられる又は予想される将来の見通し。
おそらく、占い師は現状分析の典型項目を用意しているのだろうと考えられます。
例えば、選択肢が8つならば、2の8乗。つまり、256です。
典型条項は、言い換えると根本原理の様なものとも考える事が出来ますが、分析の仕方はノウハウがあるのかも知れません。
基本は筮竹ですから陰陽の2極が主です。
易経には、ケース毎の概略・又は詳細な情報が記載されています。
ある意味、昔のローリングプレーゲームの攻略本の様なものです(言い過ぎでお叱りを受けるかも)。
しかし、ノウハウを余すことなく文書化しています。あからさまな手口暴露本みたいにも思われます。
後は、占い師がどのパターンを選択するかと、現時点のケースにおける妥当な処理・占い師の見解ということになるのでしょう。
占い師が現状と似ているケースを易経の中のパターンと見比べ選択します。
そのパターンが示す特徴と次における展開及び解決法が暗示される事になります。
全く手掛かりがないよりは遥かに好結果をもたらすのでしょう。
タロットや占星術は神秘さを醸し出す重要なアイテムです。ジプシーはエジプシャンが訛ったものと言われています。
なかなか、西洋占星術の適当なテキストもないですし、勉強するのは難しいのですが、機会があれば少し知識を吸収したいものです。
手相・人相なども、健康状態・精神状態を診る上では参考になる情報であろう。
リンーカーンも40歳になれば自分の顔に責任を持たなくてはならないと語ったとされるが、人相が生き様に左右される事は現実に有るのかも知れない。
血液型占いは異議を唱える人もいるようですが、当たるんだよなぁ。
結構。実際。どうしようもない。有用な情報であれば参考にしない訳にもいかないでしょう。
困難な状況に陥った時は、落ち着く事が最良の方法であるが、その一つとして占いを試してみるのも一つの手段であると思います。使い方次第であると思います。
明日は晴れるのだろうかなぁ?明日は希望の日ですか?
古代より人は棺に花を供えたそうです。墳墓の遺跡から花粉が残っている事が確認できるのだそうです。人を慕う心、人を慈しむ心を大切にしたいものです。
新約聖書に一節からこの言葉を抜き出してみました。印象的で綺麗な文章です。
『野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか』