『マネジメント2』
問題解決力も、例えば、ソクラテスの問答法などもコミュニケーションを使った問題解決技法です。
トヨタ自動車で言えば、「WHYを5回繰り返せ」ということですが、これも自問自答を繰り返せということよりも、リーダーとメンバーの間で繰り返される会話のキャッチボールが有効と言うことでしょうか。
教育はあらゆる機会を捉えて行わなくてはいけないのですが、自分の知識や技量以上のものをメンバーに伝えることもできないでしょうから、リーダーは常日頃からの自己啓発が必要となります。
リーダーとしてのメンバーの教育法を受講しました。
秘訣は、「言って聞かせて、やって見せ、褒めてやらねば人は動かじ。」でした。
山本五十六の言葉ですね。もちろん、私は知っていますし、実行しています。
@説明を行う。予備知識を与える。
A十分に理解させる。
B成功したら、褒める。
ある程度の年齢の方であれば、山本五十六の言葉は、有名なので、ご存知なのでしょうが、今の、若い人は、残念ながら誰もこの言葉を知らないようです。
科学的なマネジメント技法が必ずしも万能ではないかも知れません。もう一度、古(いにしえ)の賢人の言葉に耳を傾けて、その言葉を分析してみるのも良いかも知れません。