『鉄や資源のお話し』

謎のヒッタイトは、鉄をして、巨大な軍事帝国を確立した古代王朝であった。鉄器と馬車という新兵器を手にして周辺諸国を暴れまわったであろうという空想は非常に魅惑的である。

製鉄技術の発見・発明は歴史の巨大なうねりを作り上げていきます。

日本でも、神武東征の時に伊勢地方から大和に進入しようと試みたときに猿田彦という人物が案内を申し出ている。

これは、『たたら製鉄』を意味する人物であり、大和朝廷と周辺部族の関係を示す資料であるといっても良いでしょう。

日本武尊も鉱山開発に従事していたようで、その死に際して体が三重に折れ曲がったという。これは、水銀の開発に携わっていたための症例ではないかということであるそうです。

ちなみに、三重県の三重の由来は日本武尊が臨終の際に三重に折れ曲がった故事によるものであると聞いています。

マ・クベの主任務は資源確保であった（軌道戦士ガンダム）のです。

これは、児玉誉士夫　笹川良一などを彷彿とさせるものですが、児玉誉士夫などは伝え聞くところによると、かなり荒いまねごともしたようであるようです。資源確保の任務は儲かるようにもみえるのですが、かなり荒く汚いそして難しい仕事である事は確かである事を心に留めて置かなくてはならないでしょう。

もちろん、英国においても産業革命時での炭鉱の労働条件などは非常に過酷であった。

故に、これを機に労働法制などが確立していったと工場法などの成立を語る上で憲法・労働法の歴史などでは講義されている。

白雪姫に出て来る、７人の小人もドワーフとされていて、職業は鉱夫である。本来のドワーフというより、ウイザードーリーのノームのようなものであろうか。

かつて、新日鉄の社長が『鉄は国家なり』と言ったそうです。鉄の生産量が国力のバロメータであることは、今でも変わりはありません。

しかし、グローバライゼーションの高まりとともに、資源開発に新たな局面を迎えつつあるようです。

そして今や、総合商社は、資源メージャーとしての機能を備える事が出来るかどうか注目を集めているようです。

成長産業であるとの新たな認識が広まっているとの話しを聞きました。